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i-Sizeとは?

「i-Size」の略称は、ヨーロッパにおけるチャイルドシートのための最新の安全規格です。 チャイルドシートの安全規格は、販売を承認されるために満たす必要のある安全基準と技術仕様を規定しています。  

i-Size 規格は、最新のUN R129(「国連の車両・装置等の型式認定相互承認協定」に基づく改良型幼児拘束装置に関する規則)の一部です。 2013 年 7 月に施行されたこの規則は、以前の基準に比べてより厳格な承認要件を設定しています。

この規格の主な目的は、車とのシームレスなフィティングを実現するために設定されています。i-Size チャイルド シートは、ISOFIX コネクタを使用して車に取りつけられます。 トップテザー、サポートレッグ、または車両のシートベルトを取り付に使用するものもあります。 
また、チャイルド シートの分類に使用される主な基準は、体重ではなく身長です。従来の安全規格では9kg(生後9ヶ月頃)までだった後向きの使用を、UN R129では生後15ヶ月かつ身長が76cmに達するまで後向きの使用を義務化しました。これは早すぎるチャイルドシートの切り替えを防ぐことを目的としています。さらに、チャイルドシートの技術的安全基準を引き上げ、側面衝突試験を義務付けています。
 

i-Size の概要

•    生後15ヶ月までの後向き使用を義務化
•    側面衝突試験など、より厳格な新しい安全基準の追加
•    身長による明確な乗り換えのタイミングを明示
•    ISOFIXコネクタとトップテザー・サポートレッグ、で車へ装着
•  「i-Size」承認済みの車両シートに対して取付を承認し、それ以外の車両シートについては車種適合表にて承認。